要は、資金をどのように有効的に使うかです。
一般的に、資金計画といえば基本図面で見積りをする。そして、借入金や返済額をシュミュレーションする。予算が合わなければ、図面の内容を変える、仕様を変更しながら価格を調整する。あるいは、図面の内容を大きく変えるなどして価格を調整をする。
新築やリフォームにかかわらず、建設資金がオーバーすることがほとんどです。ところが、不思議なことに住宅建設にお金をかけすぎて後悔している方は少ないのです。建築する前は誰もが安くつくりたいと考え、建築を終えた方はもう少し資金をかけても良かったと思っている。そんな事実があることから、目先のことだけでなく長い目で資金計画をすることも大切です。
住宅にはある程度のお金をかけた方が良いと思います。今は少し贅沢でも、10年後はそれなりに良かったと思えることもあります。要は、資金をどう有効的に使うかです。
「建具より安全性を高める構造に資金を多くかけたほうが良かったのでは?」「照明器具を豪華にするより設備機器に資金をかけた方が良かったのでは?」などと建築後に、資金のかけ方に大きな失敗・後悔をしないことです。 |