旅行先で目的までどれくらいの時間がかかるのか道順は正しいのか途中で確認をします。何事かを成そうとする時その過程で何度も確認をします。住まいづくりも同じです。完成するまで何度も確認をします。
確認書は2つのタイプがあります。
1つ目は、万人に共通する確認書です。これは主に「建築基準法に違反していないか?設計図書通りに工事をしているか?指定した標準仕様書通りの住まいづくりをしているか?」を確認するものす。書籍も多くありサンプルはインターネットでいくらでも探すことができます。
2つ目は、どのような住宅・どのような建築をするかは各人各様、住まいづくりへの条件や要望もそれぞれです。そうであるなら、確認する事項・内容もそれぞれであるという考え方です。「住まいづくりは個別的である」という考え方を基本にした「確認書」です。これは個別的に作っていきます。
●当方の「確認書」
当方には2タイプの「確認書」があります。共通の「確認書」と個別的に作成する「確認書」です。個別的に作成する「確認書」は「住学教室」でサンプルをご覧になれます。無料なので作成することをお勧めします。
個別的な「確認書」は建築実務を始める前に作成します。確認書を作成することで、「1.設計、2.見積り、3.施工条件、4.請負契約、5.工事、6.竣工」の業務の流れで「判断・選択」をも確認できます。
また、この「確認書」は建築主側と工務店側の約束事にもなりますので、工務店側にとっても役に立ちます。
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