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望む住宅/「建物・生活」の2つの視点から

 
 
 

望む住宅を上手に整理する方法

「住宅」のテーマには様々あります。行政機関や金融機関が奨励する「性能評価住宅・長期優良住宅・技術基準住宅・省エネ住宅・低炭素住宅・ZEH‥‥」。住宅事業者が奨励する「太陽光発電住宅・健康住宅・耐震住宅・自然素材住宅‥‥」。あるいは「和風住宅・輸入住宅・デザイン住宅・洋風住宅‥‥」。

一方、建築主側に「どんな住宅を望みますか?」と聞けば、「地震に強い住宅、維持費の少ない住宅、家族仲良く暮せる住宅、収納庫が多い住宅、防犯性の高い住宅、快適な住宅‥‥」などの回答が返って来るかもしれない。

自分だけで決定できればまだしも、家族が一緒に「望む住宅」を整理するのは大変です。ここでは上手に整理する方法を紹介します。

 

住宅を2つの視点から

多くある「住宅のテーマ」は建築主側に立って2つの視点から整理することができます。2つの視点とは「1.『建物』という視点から住宅をとらえる」 ・「2.『生活』という視点から住宅をとらえる」ことです。

 

目次

1.「建物」という視点から

2.「生活」という視点から

3.建築主側が選択・決定をする

3.1.本当に「望む住宅」なのか?

3.2.「望む住宅」を実現できるのか?

2.当方の提唱

2.1.「望む住宅」は主人側と主婦側では異なる

2.2「望む住宅」を実現する

 
 

「建物」という視点から

住宅を「建物」という視点から住宅をとらえますと、下記のようないろんな住宅事例があります。

建物住宅

1.丈夫で長持ち

2.夏涼しく夏涼しく、冬暖かい

3.自然災害に強い

4.自然素材に拘る

5.デザイン性が高い

6.維持費が少ない

7.和風住宅・洋風住宅

8.増改築が容易

9. ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

 
 

「生活」という視点から

「どんな住宅を望みますか?」と聞きますと「地震に強い住宅がいい」という回答があります。「どうして地震が強い住宅を望むのですか?」と更に質問しますと「地震があっても安心できる」という回答が返ってきます。あるいは自然素材を使った住宅を望む方に「何故、自然素材の住宅を望むのですか?」とお聞きしますと、「家族が健康になるから、自然素材の住宅は気持ちが安らぐから」とその理由を挙げられます。

このように質問のやりとりをしますと、「家族が安心して暮らせる」・「家族が健康に暮らせる」という「望む生活」・「望む暮らし方」に集約していきます。そうであれば、望む住宅をつくるには、どんな生活を望んでいるかを整理すれば自然に望む住宅が見えてきます。

住宅を「生活」という視点から住宅をとらえますと、下記のようないろんな住宅事例があります。

生活住宅

1.家族が健康に暮らせる

2.家族が仲良く暮せる

3.日当たりや風通しが良い

4.外の音が聞こえない

5.家事労働が楽

6.収納スペースが多い

7.高齢者に安全 8.子供が健全に育つ

9.くつろげる ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

 
 

建築主側が判断・選択する

建築主側がこれから住まいづくりを始めようとする時、立ち止まって「本当に望む住宅なのか?」・「工務店側は建築主側の望みを実現できるのか?」と冷静に判断することは大事なことでしょう。

 

●本当に「望む住宅」なのか?

建築主側がこれから住まいづくりを始めようとする時、立ち止まって「本当に望む住宅なのか?」と冷静に考えてみることです。

例えば、風呂好きの主人が旅館にある浴室イメージもあって「3畳もある浴室」を望んでいたとします。そこで、立ち止まって考えてみる。広い浴室で本当にリラックスができるのか?広めの浴室をつくったとしても旅館のような雰囲気にはならないものです。あるいは、「リラックス」したいという主人の願いは浴室にあるのだろうか?本当は浴室から上がった後の居間・書斎でのくつろぎではなかろうか?

主婦が和室にあるような収納庫の多い住宅を望んでいたとします。物が増えてきたので収納への意識が高かったからです。そこで、立ち止まって考えてみる。奥行が60cmあれぼ物の7割以上は収納できる。和室に設ける収納は布団を入れるのには便利かもしれないが、奥行きが90cmの収納は物の出し入れが面倒で結構使いづらいのです。本当に望んでいるのは収納が多い住宅ではなく、物が整理整頓できる住宅を望んでいるのではなかろうか?

そうであるなら、合理的な収納計画をすることでしょう。玄関の物は玄関の収納へ・洗面所の物は洗面の収納へ・廊下で使用する掃除機などは廊下の収納へ‥‥。など合理的に収納できる住宅を計画することになります。

 

●「望む住宅」を実現できるのか?

上記の例で、主人は「くつろげる住宅」主婦が「物が整理整頓できる住宅」を望んでいたとしても、工務店側に建築主側の「望む住宅」を提案できる企業力がなければ実現できないわけです。

「くつろげる居間」・「物が整理整頓できる住宅」だけではなく、建築主側の「望む住宅」は様々です。家族が仲良くできる住宅・丈夫で長持ちする住宅・維持費が少ない住宅・デザイン性の高い住宅‥‥。

工務店側に建築主側の「望む住宅」を実現できる企業力があるかどうかです。できなければ建築主側の「望む住宅」は単なるスローガンになってしまいます。

 
 

当方の提唱

住まいづくりは誰もが「望む住宅」を実現したい思うでしょうが、これは結構大変です。「耐震住宅」を望むと言っても、本当は「家族の安全」を望んでいるのかもしれない。そうれあれば地震だけでなく「自然災害に安全な住宅」・「人為的な災害に安全な住宅」となります。

そのことを実現するには地震だけでなく「土砂崩れ・多雨風・水害」あるいは「防犯性・プライバシー」などへの配慮も必要になってきます。

 

●「望む住宅」は主人側と主婦側では異なる

「望む住宅」のテーマは思いつきや感性だけあるいは固定した思考からではなく、どんな家族関係を望んでいるのか?10年後20年後の生活は ?今後の家庭経済は?‥‥。などの生活設計をしながら次第に整理されてくることが多い。

主人側が望む住宅は概ね下記のような住宅です。

1.丈夫で長持ち
2.夏涼しく冬暖かい
3.安く建てたい
4.デザインがいい
5.きちんとした工事
6.保証がしっかりしている

ところが、主婦側の「望む住宅」は主人とは異なります。どうしてそうなるのか?背景を理解します。「住学教室」ではその理由と、望む住宅の事例を多く紹介していますので、建築主側は本当に望んでいる住宅を思考することができます。

 

●「望む住宅」を実現する

「望む住宅」を実現するには建築主だけではできません。工務店側の協力が必要になります。しかし現実は、工務店側にの企業力に頼っていても困難です。理由は工務店側に建築主側の望む住宅を実現できる企業力が低いからです。

当方は、提携している工務店へ「望む住宅」を実現できるノウハウを提供しています。建築主側は「住学教室」にてその内容や実現する住まいづくりを学ぶことができます。

「望む住宅」を実現する流れは”1.建築主側が「望む住宅」を工務店側へ伝える、あるいは工務店側と一緒になって「望む住宅」を決める。2.その後工務店側は建築主側へ具現化(多くは設計)して建築主側へ提案する。3.建築主側は工務店からの提案を決定する。”で進んでいきます。

従って、建築主側は「決定する」という立場にいるので「望む住宅」への基本的な知識は必要になってきます。「住学教室」では建築主側がそのことを学ぶことができます。

 
 
 

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